2026年4月の満月は、4月2日(木)。
日本では11時12分ごろに満月を迎えます。
英語圏ではこの4月の満月を「ピンクムーン(Pink Moon)」と呼び、春の訪れを告げる特別な満月として親しまれているそう。
この満月は、「古い感情を手放し、新たな愛と可能性を引き寄せる」パワーを持つとされています。
この記事では、2026年4月の満月はいつ見えるのか?、なぜ4月の満月は「ピンクムーン」と呼ばれるのか?、ピンクムーンは恋愛や願い事が叶うって本当?など、ピンクムーンにまつわるスピリチュアルな意味や過ごし方などをご紹介していきますね。
2026年4月の満月「ピンクムーン」はいつ?何時に見える?

2026年のピンクムーンは、4月2日(木)に見られます。
日本では、満月の瞬間は、11時12分ごろと予想されています。
日本ではちょうど日中なので、満月になる瞬間を肉眼で見ることはできませんが、夕方には東の空からまんまるの月が昇ってきます。
日が沈んでから翌朝の月の入りまで、一晩中満月を楽しむことができますね。

春の夜空に浮かぶ満月は、やわらかな光でやさしく包んでくれるよう。
でも、4月の空気はまだひんやりとしていて、その冷たさが逆に、自分の心にスッと芯を通してくれる感じがしますね。
ピンクムーンの名前の由来はアメリカ先住民


ピンクムーンと聞くと、「月がピンク色になるの?」と思われる方もいるかもしれませんね。
実際には、月がピンクに見えるわけではありません。
この名前の由来は、アメリカ先住民(ネイティブアメリカン)の暦にあります。
彼らは自然の移ろいを大切にし、季節ごとに満月に名前をつけていました。
4月の満月は、春の大地を彩るピンク色の花が咲くころ。
そこから「ピンクムーン」と名づけられたと言われています。



私は「ピンクムーン」って初めて聞いたとき、満月がピンク色に染まるんだと思ってました(笑)
「ピンクムーン」という名前は、4月に桜が咲き誇る日本にもぴったりですね。
ピンクムーンのスピリチュアルな意味3つ


ピンクムーンは「手放し」と「再生」、そして「愛」のエネルギーに満ちた満月です。
満月は、浄化や完了のタイミングと言われています。
中でも、4月のピンクムーンは心の整理や感情の浄化、そしてハートチャクラの活性化にぴったりの時期です。
手放し
ピンクムーンのエネルギーは、私たちの心の奥深くに届き、過去の傷や不要な感情を解き放つチャンスを与えてくれます。
自分を責める気持ちや、重たい思いを手放し、心を軽くすることで、新たなスタートを切れる準備が整います。
再生
ピンクムーンは、前向きな気持ちで新しい自分を迎える準備をサポートしてくれます。
心をクリアにして、新たなスタートを切るためのエネルギーを取り入れましょう。
愛と豊かさの循環
ピンクムーンの“ピンク”は、まさに「ハートチャクラ(第4チャクラ)」の色。
ピンクムーンのエネルギーは、ハートチャクラと深くつながり、愛と豊かさの循環を生み出します。
自分自身を愛し、周りの人との関係を温かくすることで、内側から豊かさが満ちていきます。



いらないものを流すことで、新しいエネルギーが入ってきます。
だからこそ、ため込んでいた感情やモヤモヤは、思いきって手放して。
心がクリアになるほど、未来の流れがスムーズになっていきますよ。
ピンクムーンで叶いやすい願い事3つ


ピンクムーンの時期は、「愛」にまつわる願いが叶いやすいといわれています。
中でも特にサポートされやすいのが、以下のような願いごとです。
① 愛される自分になりたい
もっと大切にされたい、愛されたいという願いは、ピンクムーンの優しいエネルギーにぴったり。
まずは自分自身を認め、受け入れることから始めてみましょう。
② 素敵な出会いが欲しい
恋愛だけでなく、心から信頼できる人との出会いにも追い風が吹くとされる時期。
「こんな人に出会いたい」というイメージを明確にすると、引き寄せやすくなります。
③ 自分自身をもっと好きになりたい
自己肯定感や自己愛を高める願いにもピンクムーンは力を貸してくれます。
過去の傷や「愛されることへの怖れ」を手放すのに最適なタイミングです。
願いを叶えるには、まず心のスペースを整えることが大切。
いらない感情や思い込みを手放して、新しい愛のエネルギーが入る余地をつくりましょう。
ピンクムーンは、その後押しをしてくれます。
ピンクムーンの恋愛運アップ効果とは?
ピンクムーンは、恋愛にまつわる感情を呼び覚まし、直感や行動力を高める満月。
この時期は特に、恋愛面で次のような前向きな変化が起こりやすいとされています。
- 運命的な出会いに恵まれるチャンスが増える
- 停滞していた関係が自然に動き出す
- 自分にとって本当に大切な「愛のかたち」が見えてくる
4月の満月は、愛に向かって素直に進む勇気を与えてくれるタイミング。
そして、恋愛だけに限らず、家族や友人との関係を見つめ直すにもぴったり。
心を開いて、本当の意味での「つながり」を深めていってくださいね。
4月の満月の日にするといいこと


満月は「満ちる」「完了」のエネルギーの時。
そんなピンクムーンの日におすすめなのが、愛と感謝の気持ちを育むセルフケアです。
ピンクムーンの夜に試したい実践法
- ローズやイランイランなど、愛を象徴するアロマの香りに包まれる
- ピンクのキャンドルを灯して、心に願いを描く
- 感謝の気持ちや手放したい感情をノートに書き出す
- 月光を感じながら、大切な人や自分への愛を深める瞑想を行う



五感を通して「愛と手放し」のエネルギーと共鳴し、ピンクムーンのパワーをより深く受け取ることができますよ。
▼香りのセルフケアはこちらの記事で詳しく▼
4月の満月におすすめのアロマ精油3選|香りで『手放し』『愛』を後押し
次のピンクムーンはいつ?
ピンクムーンは毎年4月の満月にあたります。
2027年以降の予定はこちら
- 2027年:4月21日(水)
- 2028年:4月9日(日)
- 2029年:4月28日(土)
自然のリズムを感じるきっかけとして、来年以降もピンクムーンを楽しみにしてみてくださいね。
ピンクムーンだけじゃない!ネイティブアメリカンの満月の名前一覧
実は、ピンクムーンのように満月に名前が付いているのは4月だけではありません。
アメリカ先住民は、各月の満月に名前をつけて自然の流れを感じていました。
分かりやすく表にまとまたので、参考にしてくださいね。
月 | 名前 | 満月日 | 香りとテーマ |
---|---|---|---|
1月 | ウルフムーン | 2026年1月3日(土) | 手放しと静寂に合う香り |
2月 | スノームーン | 2026年2月2日(月) | 浄化と内観にぴったりの香り |
3月 | ワームムーン | 2026年3月3日(火) | 目覚めと再始動に向けた香り |
4月 | ピンクムーン | 2026年4月2日(木) | 再生・調和・愛の香り |
5月 | フラワームーン | 2025年5月13日(火) | 満ちる愛と繁栄をサポートする香り |
6月 | ストロベリームーン | 2025年6月11日(水) | 軽やかで甘やかな香り |
7月 | バックムーン | 2025年7月11日(水) | 成長を後押しする香り |
8月 | スタージャンムーン | 2025年8月9日(土) | 深い癒しと知恵の香り |
9月 | ハーベストムーン | 2025年9月8日(月) | 感謝と実りを感じる香り |
10月 | ハンターズムーン | 2025年10月7日(火) | 集中力を高める香り |
11月 | ビーバームーン | 2025年11月5日(水) | 守りと温もりの香り |
12月 | コールドムーン | 2025年12月5日(金) | 静けさと再生を促す香り |
満月の日には、ぜひ夜空を見上げて、月のエネルギーを感じてみてください。
心がすっきりと整い、あなたの願いが届きやすくなるかもしれません。
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