ハッカ油が涼しいのはなぜ?|その理由と冷感スプレーの作り方を徹底解説

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暑い季節に「スーッと涼しくなる」と話題のハッカ油スプレー。

ハッカ油冷感スプレー、手放せないくらい大好き!
暑い日は、いつも使ってるよ~!

そうなんだ!
でも、ハッカ油が涼しいのって、なぜなの?

実は、ハッカ油が涼しく感じるのは、主成分である「メントール」の働きによって、脳が「冷たい」と錯覚するからなのです。

この記事では、ハッカ油が涼しいと感じる科学的な理由とともに、手作り冷感スプレーの作り方最強に冷感を引き出す裏技まで、初心者にも分かりやすくご紹介します。

ハッカ油をもっと快適に使いたい方涼しい夏を過ごしたい方にぴったりな内容です。

気になる方はぜひ最後までご覧ください。

目次

ハッカ油が涼しいのはなぜ?|冷感の秘密を解説

ハッカ油が涼しく感じる仕組みを、順番に見ていきましょう!

  1. 脳の錯覚が冷たさを生み出す
    ハッカ油が涼しく感じるのは、メントールが「冷たさセンサー」を刺激し、脳が錯覚を起こすからです。
    実際の温度が変わっていなくても、「冷たい!」と感じる不思議な仕組みです。
  2. 氷に触れたと勘違いする脳
    たとえば、暑い日にハッカ油スプレーを肌に吹きかけると、スーッと気持ちいい感覚になりますよね。
    それは脳が「氷に触れた」と勘違いしているからなのです。
    この仕組みは、東北大学の研究でも確認されています。
  3. 温かさと冷たさが同時に感じられる
    さらに面白いのは、ハッカ油が温かさを感じるセンサーとは別の働きをしていることです。
    例えば、温かいお風呂にハッカ油を入浴剤として使うと、体はポカポカなのに、同時にスースーするという不思議な感覚に!

SNSを見ていると、夏に入浴剤としてハッカ油を好んで使っている人が多いみたい!

スースー感が癖になるらいよね。

また、メントールにはリフレッシュ効果もあり、気分がスッキリするので、多くの人に愛用されています。

感じ方には個人差があります。
肌質や体調、慣れ具合によって冷感の強さは変わるので、まずは少量から試してみるのがおすすめです。

参考文献・出典:東北大学 大学院薬学研究科 プレスリリース
メントールはなぜ冷たく感じる? ~冷感受容体 TRPM8 の構造に迫る~

夏を快適に!ハッカ油冷感スプレー活用法5選

ハッカ油スプレーは、ひんやり気持ちよく感じるだけでなく、マスクや寝具、足のケア、さらには掃除や虫よけにも使える万能アイテム

朝から夜まで1日中大活躍してくれます。

ここでは、代表的な活用法を5つご紹介します。

1.外出前に首や手首にスプレー

朝、出かける前に首筋や手首、足首にスプレーするだけで、外出中のムシムシ感がスーッと軽減されます。

特に電車や炎天下の移動時におすすめです。

アロマセラピストCHIKA

スプレーしたことを忘れてコンビニに入ったら、冷気で体がスーッとして、寒い!寒い!って感じたことがあります。

2.マスクの内側にひと吹き

マスクの内側(布部分)に軽く1プッシュ

メントールの清涼感で蒸れや息苦しさが気になりにくくなります

※敏感肌の方は、少量でテストしてから使うのがおすすめです。

3.枕やシーツにスプレーで快眠

寝る30分前に枕やシーツに軽くスプレーすれば、ひんやり快適に眠れます

エアコンを弱めに設定してもぐっすり眠れて、電気代の節約にも!

ただし、かけすぎるとリフレッシュ感で目が覚めることもあるので、注意が必要です。

4.足の疲れやむくみに

お風呂上がりや寝る前に足にスプレーして軽くマッサージ

重だるさが気になりにくくなり、立ち仕事や長時間の移動後に特におすすめです。

ただし、ハッカ油スプレーは揮発性が高く肌が乾燥しやすいので、かけすぎはNG!

ハッカ油スプレーにグリセリンをプラスしたり、上からクリームを塗るとより効果的です。

5.お掃除・虫よけ・消臭にも!

テーブルの拭き掃除後やトイレの後にシュッと一吹き。

網戸や玄関まわりに使えば虫よけ効果も期待でき、車内や部屋の消臭にも◎

1本あれば家じゅう爽やかになります。

ハッカ油芳香剤の作り方を知りたい方は、こちらの記事もご覧ください。

H2)材料3つ!ハッカ油冷感スプレーの作り方

ハッカ油スプレー作りは思っているより簡単!

材料3つで、5分あれば完成します。

必要な材料と道具

<材料>

材料目安量備考
ハッカ油5〜30滴(0.5〜3%)敏感肌の方は5滴(0.5%)以下
無水エタノール5ml消毒用エタノールなどでも代用できますが、消毒臭が残ります。
45ml精製水、水道水、ミネラルウォーターなど

<道具>

道具容量など備考
スプレーボトル1本(50ml)ガラス製またはPET製の精油対応容器使用推奨
ビーカー(計量カップ)正確に測るため

ハッカ油スプレーに無水エタノールが必要な理由と代用品については、以下の記事で解説しています。

ハッカ油冷感スプレーの作り方

STEP
無水エタノールを入れる

消毒済みの容器に、無水エタノール5ml入れる。

STEP
ハッカ油を加える

滴数は用途に合わせて。
ハッカ油はボトルを振らずに、自然と落ちるのを待ちましょう。

STEP
よく混ぜる

スプレーボトルのフタを閉め、よく振って混ぜます。

STEP
水を追加

精製水などを45ml加えます。

STEP
仕上げに再度振る

フタを閉めてしっかり振ったらスプレー完成!
使用時は毎回よく振ってから使ってください。

STEP
作成日を記録

ラベルやマスキングテープに「作成日」を書いて保管しましょう。
保存期間は1週間程度が目安です。

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混ぜる順番さえ間違えなければ、誰でも簡単に作れます!
使用前は毎回軽く振ってから使ってくださいね。

保存方法と注意点

  • 使用前は必ず振って混ぜてから使いましょう。
  • 直射日光を避けて保存しましょう。
  • 使用期間の目安は1~2週間

水道水で作るハッカ油スプレーの日持ちについては、こちらの記事で紹介しています。

ハッカ油の量の目安

初心者は弱めから始め、好みに合わせて徐々に濃度を調整するのをおすすめします。

個人差があるため、いきなり強い濃度で作ると刺激が強すぎることもあります

レベル別滴数と特徴

  • 弱め: 3〜5滴(ほんのり清涼感)
  • 標準: 6〜10滴(スッキリ心地よい冷感)
  • 強め: 11〜15滴(かなりスースー感)
  • 最強: 16〜20滴(ガツンと冷たい)
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まずは弱めから始め、物足りなければ次回は少し濃いめに調整してみてくださいね。

自分好みの濃度で作れるのが手作りの醍醐味です!

敏感肌さん向け!水道水で作るハッカ油スプレー

敏感肌の方や無水エタノールが手に入らない場合でも、水道水だけで作れます。

エタノールは肌への刺激が気になる方もいるため、水道水メインなら肌に優しく仕上がります。

作り方は、ハッカ油と水を容器に入れて振るだけで完成!

ハッカ油スプレーをエタノールなし&水だけで作る方法と注意点は、こちらの記事にまとめました。

やさしい使用感で、小さなお子様がいる家庭にもおすすめです。

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日持ちは短め(約1週間)なので、こまめに作るといいですよ。

基本編|ハッカ油スプレーの冷感を高める方法

ハッカ油スプレーは、ちょっとした工夫で冷感をグッと高めることができます

メントールは「冷たさの錯覚」を引き起こしますが、肌の状態や環境によって感じ方が変わるため、使い方で冷感の感じ方に差が出ます。

冷感アップの5つの基本テク

  1. 冷蔵庫で冷やしておく
    スプレー自体を冷たくすることで、物理的な冷却とメントールのW効果が!
  2. 使用前に必ずシェイク
    成分を均一に混ぜて、ムラのない安定した冷感を実現。
  3. 肌が湿った状態で使う
    汗をかいた後や入浴後の湿った肌に使うと、より強く冷たさを感じます。
  4. 薄く広く吹きかける
    一点に集中してかけるよりも、広範囲に薄くスプレーする方がひんやり感アップ。
  5. 服の上からも重ね技
    肌にスプレーして数分後、服の上からもう一度スプレーすると冷たさが長持ち!

この5つの基本テクを押さえるだけで、冷感を自分好みにカスタマイズできるようになります!

肌の状態や環境によって感じ方が変わるのを利用して、冷感を引き出すんだね!

応用編|最強冷感を引き出す!ハッカ油スプレー裏技3選

基本のスプレーにちょっとした裏ワザを加えることで、冷感体験はさらに向上!
メントールは風や冷却アイテムとの相性がよく、組み合わせることで体感温度がグッと下がります。

今すぐ試せる!冷感UPの裏ワザ3選

  1. 扇風機と組み合わせて
    スプレー→30秒後に弱風を当てるだけで、驚きの冷たさに!
    特に首・手首・足首にスプレーすると、節電しながら快適に。
  2. アイスパック(保冷剤)と併用
    スプレーしたあとに、首や脇に保冷剤を当てると冷感が一気にアップ!
    熱中症対策や帰宅後の火照りリセットにも◎。
  3. ハッカ油入りおしぼり
    濡らしたタオルにスプレーして凍らせ、ジップロックに入れて持ち歩けば、最強クールアイテムに。
    首元に当てれば、ひんやり感が長時間続きます。外出先でも大活躍!

【シーン別】おすすめ冷感テクの組み合わせ

ハッカ油スプレーは、シーンに応じて他の冷却アイテムと組み合わせると、さらに快適に!

シーンおすすめ冷感テクの組み合わせ
在宅ワーク中スプレー+扇風機+冷やしたスプレーボトル
→ 室内でも天然クーラー感覚で集中力UP
外出前首や手首にスプレー+ミニボトルで作ったスプレーを持ち歩く
→ 外でも安心のひんやり対策
帰宅後スプレー+アイスパック または ハッカ油入りおしぼり
→ 火照った体を即クールダウン!
就寝前枕カバーにスプレー+冷やしたボトルを足元に
→ 暑苦しい夜もすっきり快眠へ


ちょっとした応用テクを加えるだけで、市販の冷感グッズに負けない「マイ冷感アイテム」が完成します。

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どれも簡単で、すぐに試せる工夫ばかり。
毎日のシーンに合わせて、自分だけの「ひんやりルーティン」を作ってみてくださいね!

ハッカ油スプレーで快適に夏を乗り越えよう

ハッカ油の冷感は、脳が感じる「冷たさの錯覚」がカギです。

手作りスプレーやちょっとした工夫を加えることで、身近な涼しさアイテムとして大活躍します。

まとめ
  • ハッカ油の冷感はメントールによる「冷たさの錯覚」
  • メントールは冷感センサー(TRPM8)を刺激
  • ハッカ油冷感スプレーは簡単に手作りでき、濃度調整で自分好みの冷感を楽しむことができる。
  • 冷蔵庫で冷やす、肌が湿った状態で使う、薄く広くスプレーするなど、使い方次第で冷感がさらにアップ!
  • 扇風機やアイスパックとの併用で、日常でできる簡単な方法で冷感を強化。
    暑さ対策の強い味方になります。

ぜひ、これらの方法を毎日の暑さ対策に取り入れてみてくださいね!

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