バックムーン2025の方角は?いつ見れる?日本で見える時間と場所まとめ

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バックムーン(Buck Moon)は、毎年7月に見られる満月で、特に美しい月のひとつです。

バックムーンという名前は、北米の先住民族が、雄ジカ(Buck)の角が生え変わる時期にちなんで、この満月を『バックムーン』と呼んだことが由来しています。

この時期の満月は、角の再生が「再出発」や「心の切り替え」の象徴とも言われています。

月を眺めることで、忙しい日常から少しだけ解放され、心が安らぐ瞬間を感じることができます。

この記事ではバックムーンの方角や見える時間帯とともに、満月をより楽しむための観察ポイントなどについてご紹介します。

ねえ、2025年のバックムーンって、どの方角に見えるか知ってる?

うん、南東から昇って南を通るんだって!
いつ見れるかも教えてあげるよ!

目次

バックムーンの方角は?2025年はどこに見える?

2025年のバックムーン(7月の満月)は、南東から昇り、南の空を通って、南西の空に沈むのが基本的な動きです。

夏の満月は、地球の動きの関係で、他の季節の満月よりも低い位置に見えます

そのため、普段より大きく見えることもあり、迫力のある満月を楽しめます

方角別の見どころ

見る時間帯によって方角や満月の雰囲気が変わるので、次のポイントを参考にしてみてください。

  • 南東の空(月の昇り始め)
    地平線近くに昇ったばかりのバックムーンは、オレンジがかった色で昇り、幻想的な光景を生み出します。
    湿度の高い夏の空気が満月の色をさらに濃くし、「燃えるような月」とも呼ばれる印象的な姿を楽しめる時間帯です。
  • 南〜南西の空(夜)
    月が高く昇る時間帯は、最も明るく、はっきりとした姿でバックムーンを観察できます。
    夜遅く、空気が澄んでくる頃、バックムーンが美しく輝きます。
  • 南西の空(明け方
    明け方になると、月は南西の空に傾き、夜明けの空とともに静かな姿を見せます。
    空気が澄んでいる朝方には、柔らかく輝く月の姿が楽しめる穴場時間帯です。

方角を確認する方法

バックムーンは、晴れた夜ならどこに出ているかすぐにわかりますが、曇りや雲が多い日には、月の位置を確認するのが少し難しくなります。

そんな時に便利なのが、スマホアプリです。

これらのアプリを使うと、月の位置や方角を簡単に確認することができます。

おすすめアプリ

2025年のバックムーンはいつ見れる?

雪に覆われた山並みに浮かぶ満月

2025年のバックムーン(7月の満月)は、7月11日(金)5時37分に満月を迎えます。

しかし、この瞬間は日の出とほぼ同時(5:37頃)となるため、空がすでに明るくなり始めている時間帯です。

そのため、くっきりとした満月を観察するのは難しいかもしれません。

最もおすすめの観察タイミングは7月10日(木)の夜です。

この日、月はほぼ満月に近い状態で昇り、空も暗く、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

満月の見え方

月の見え方は時間帯によって異なります。

観察に最適な時間帯をチェックして、バックムーンをお楽しみください◎

  • 月の昇り始め
    月が地平線近くに昇り始める時間帯。
    オレンジ色や赤みがかった月を楽しむことができます。
  • 夜の時間帯
    月が完全に昇り、空が暗くなった後の時間帯。
    最も明るく、はっきりとしたバックムーンを観察できます。
  • 明け方の時間帯
    月が南西の空に沈み始める時間帯。
    静かな印象の月を楽しむことができます。
    特に夜明け前が幻想的な雰囲気です。

月がオレンジや赤に染まるんだって。

素敵だね!
空が暗くなったら、どんな風に月が変わっていくのか見てみたいね。

満月を楽しむ場所の選び方

バックムーンは特別な場所でなくても楽しめますが、少し工夫をすれば、さらに美しい月を観察することができます。

  • 視界が開けた場所
    建物や山に遮られず、広い空が見渡せる場所を選びましょう。
    月が昇る方向や沈む方向がしっかり確認できると、バックムーンを最大限に楽しめます。
  • 光が少ない場所
    街灯やビルの明かりが少ない暗い場所を選ぶと、月の輝きが一層際立ちます。
    都市の中心から少し離れた場所が理想的です。
  • 安全にアクセスできる場所
    夜間でも安心して行ける場所を選んでください。
    人通りが多い公園や自宅のベランダでも十分楽しめます。
  • 天気の確認も忘れずに
    梅雨明け前後の時期は雲が多いため、当日の天気予報を確認して、空がクリアなタイミングを狙いましょう。

どの地域でも、月の出から1〜2時間後が観察しやすい時間帯です。

自分に合った場所で、夜空を楽しんでください。

主要都市の月の出・月の入り・日の出時間

夜空に浮かぶ満月

バックムーンは日本全国で観察可能ですが、地域によって月の出や日の出の時間が異なります。

各都市の時間を参考に、最適なタイミングをチェックしてみてください。

地域月の出(7/10)月の入り(7/11)日の出(7/11)
北海道(札幌)19:58頃03:44頃 04時04分頃
宮城19:42頃04:07頃 04時21分頃
東京19:38頃04:21頃04時33分頃
石川19:55頃04:30頃04時43分頃
福井19:54頃04:34頃04時46分頃
大阪19:53頃04:42頃04時53分頃
兵庫(明石)19:56頃04:44頃04時56分頃
鹿児島20:05頃05:12頃05時21分頃
沖縄(那覇)20:02頃05:40頃05時44分頃

出典:ウェザーニュース「月の出&月の入り時刻」

満月の時間が日の出と近い地域もあるみたい。

うん、そうだね。
月をしっかり見たいなら、日の出の30分前までが見頃かもね。

よくある質問(FAQ)

バックムーンについて、多く寄せられる質問にお答えします。

Q1:バックムーンはいつ見えるの?

A:2025年のバックムーンは、7月11日(金)5時37分に満月になりますが、実際の観察におすすめなのは前夜の7月10日(木)の20時〜23時頃です。

Q2:バックムーンはどの方角に見えるの?

A:月は南東の空から昇り、南の空を通って、南西の空に沈むのが基本的な動きです。観察する時間帯によって見える方角が変わります。

Q3:どこで見るのがいいの?おすすめの場所は?

A:建物に遮られない視界が開けた場所がおすすめです。自宅のベランダや高台、公園などでも十分楽しめます。街明かりが少ない場所だと、よりクリアな月が見られます。

Q4:バックムーンはどんな色?普通の満月と違うの?

A:バックムーンは、月が地平線近くにある時間帯に、赤みやオレンジ色を帯びることが多いです。これは、大気中の水蒸気や微粒子が光を散乱させ、特に赤やオレンジが強調されるためです。夜が深まるにつれて月は高く昇り、その赤い色は薄れ、白く輝く本来の満月の姿に変わります。
夏の夜は湿度が高く、大気中の水蒸気が月の色をさらに深みのあるものにして、幻想的な美しさを楽しめます。時間帯ごとに変わる月の姿を観察してみてください

Q5:全国どこでも見られるの?

A:はい、日本全国で観察できます。ただし、月の出の時刻は地域によって少し異なります。たとえば北海道(札幌)は19:58頃、沖縄(那覇)は20:02頃が目安です。

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バックムーンの復縁効果や恋愛の意味、スピリチュアルな意味について知りたい方は、こちらの記事で詳しく解説しています。

まとめ

7月のバックムーンは、一年の中でも特に印象的な満月の一つです。

この記事のまとめ
  1. 満月は7月11日(金)5:37。観察は7月10日(木)の夜がおすすめ。
  2. 方角は南東から昇り、南を通って西へ沈む。時間帯で見える場所が変わる。
  3. 全国どこでも19時頃から観察可能。20時〜23時が最も美しい時間帯。
  4. 月の出直後(19時〜20時頃)は赤みがかったオレンジ色に見える。夏の湿気が色を濃くする特別な現象。
  5. 観察のコツは、天文アプリで時間を確認し、光害が少ない場所を選び、天気予報をチェックすること。

今年は梅雨明けが早く、7月10日~11日の夜は晴れの可能性が高そうです!

もし、曇りや雨が予想されても、月は数日間にわたって美しい姿を見せてくれるので、バックムーンが昇る瞬間のオレンジ色の月を見てみたいですね。

この記事でご紹介した情報を参考に、お楽しみください。

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