【満月の名前12ヶ月一覧】なんとかムーンの種類・意味・名前の由来を解説

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【満月の名前12ヶ月一覧】なんとかムーンの種類・意味・名前の由来を解説

空に輝く満月には、ただ「満ちた月」というだけでなく、1年を通してそれぞれに特別な名前がついていることをご存じですか?

「ストロベリームーン」や「ハーベストムーン」など、どこかロマンチックで耳に残るその名前は、アメリカのネイティブアメリカンが自然の移ろいを感じながらつけた素敵な呼び名です。

季節ごとの風景や生き物、暮らしの知恵が詰まった名前を知ると、ただ見上げるだけの満月がまるで季節のメッセンジャーのように感じられるから不思議です。

この記事では、1月から12月までの満月の名前と由来、意味などをわかりやすくご紹介します。

えっ、満月って毎月ちがう名前があるの!?
なんだかワクワクしてきた!

ねっ、どんな名前があるのか、早く全部知りたくなるよね!

目次

なんとかムーンの種類とは?

月の満ち欠け

「なんとかムーン」とは、毎月の満月に付けられた特別な名前のことで、全部で12種類あります。

「ストロベリームーン」「ハーベストムーン」「ウルフムーン」など、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。

これらの名前は、それぞれの季節や自然の様子をわかりやすく表現するために生まれました。

その起源は、アメリカのネイティブアメリカン(先住民族)たちの暮らしにあります。

昔、カレンダーがまだなかった時代、彼らは月の満ち欠けを目安に季節を感じ取りながら暮らしていました。

満月は、季節の変化を教えてくれる大切なサインだったのです。

例えば、

  • 1月の「ウルフムーン」は、寒さ厳しい夜に響く狼の遠吠えから
  • 6月の「ストロベリームーン」は、イチゴの収穫が始まる時期に由来
  • 9月の「ハーベストムーン」は、秋の豊かな収穫を祝う満月

こうして生まれた「なんとかムーン」は、ただの満月をもっと身近で特別な存在に感じさせてくれる、月の名前の種類なのです。

満月に名前があるなんて知らなかったよ!

季節に合わせてつけられてるなんて素敵~

満月の名前12ヶ月とその由来とは?

12ヶ月の満月には、それぞれの季節や自然の特徴を映し出す、とても美しい名前がついています。

ここでは、1月から12月までの満月の名前と、その由来をわかりやすくご紹介していきますね。

1月:ウルフムーン(狼月)

寒い冬の夜に狼が遠吠えをしたことから名付けられました。

冬の厳しい寒さに耐える狼は強さの象徴で、新しい年の始まりを告げる満月です。

静かな冬の夜空に輝き、心を落ち着かせてくれます。

2月:スノームーン(雪月)

雪深い季節の満月で、雪に反射する明るい光が冬の静けさと美しさを映し出します。

古くから厳しい冬を乗り越える力を与える満月として親しまれてきました。

3月:ワームムーン(芋虫月)

凍った土がゆるみ、ミミズや虫たちが活動を始める春の訪れを知らせます。

自然の息吹を感じさせ、心も軽やかになる満月です。

4月:ピンクムーン(桃色月)

春の野草「フロックス」のピンク色にちなみ、優しい光が春の息吹を象徴します。

心が温かくなる季節の満月です。

5月:フラワームーン(花月)

花が咲き誇る季節にぴったりの名前で、生命力あふれる自然の美しさを表します。

見る人の心も明るく元気にしてくれます。

6月:ストロベリームーン(苺月)

イチゴの収穫期に由来し、甘く可愛らしい響きで女性にも人気です。

恋愛運アップの伝説もある満月として知られています。

7月:バックムーン(雄鹿月)

7月の満月「バックムーン」は、雄鹿の角が生え変わる季節にちなんで名づけられました。

この満月には「再生」や「復縁」といった意味が込められており、古いものを手放し、新たなスタートを切るエネルギーに満ちているといわれています。

8月:スタージョンムーン(チョウザメ月)

川でチョウザメがよく獲れる時期の満月です。

自然の恵みと夏の盛りを象徴し、豊かさと感謝の気持ちをもたらします。

9月:ハーベストムーン(収穫月)

秋の収穫期の満月で、農作業の目安としても重宝されました。

豊かな実りと感謝の象徴として、最も有名な満月の名前の一つです。

10月:ハンターズムーン(狩猟月)

冬に備え狩猟が盛んになる時期の満月です。

生命の循環や自然のリズムに合わせた暮らしを感じさせます。

11月:ビーバームーン(ビーバー月)

ビーバーが冬に備え巣作りを始める時期から名付けられました。

準備と変化を象徴し、心の整理にもふさわしい満月です。

12月:コールドムーン(寒月)

一年で最も寒さが厳しい季節の満月です。

澄んだ空気の中で輝き、静けさと清らかさを感じさせます。

年末の心を整える時間にぴったりです。

その他の「なんとかムーン」とは?

ブラッドムーン

満月には、毎月の呼び名以外にも、天文現象や特別な意味を持つ「なんとかムーン」があります

こうした名前は、珍しい自然現象にちなんでいて、月を見る楽しさをぐっと深めてくれます。

ここでは、代表的な3つをご紹介します。

ブルームーン

ひと月に2回満月があるとき、その2回目の満月を「ブルームーン」と呼びます。

「めったにないこと」の象徴として使われる表現「Once in a blue moon」の語源でもあります。

スーパームーン

地球に最も近づいたタイミングで起こる満月のことで、ふつうの満月より約14%大きく、約30%明るく見えるのが特徴です。

迫力ある満月に、思わず見とれてしまうかも◎

ブラッドムーン

皆既月食のときに見られる、赤く染まった満月のことです。

地球の影にすっぽり隠れた月が赤銅色に見える、神秘的な現象です。

スーパームーンって聞いたことあるよ!

ふつうの満月より大きく見えるんだよね?
あと、ブルームーンって1か月に2回満月があるときのことなんだって!

また、願いごとをしたり、自分と向き合うきっかけになる「ウィッシュムーン」など、スピリチュアルな意味をもつ呼び名もあります。

このように、満月にはさまざまな名前があり、それぞれが私たちに自然の神秘や季節の移ろいを教えてくれています。

まとめ

この記事では、1月から12月までの満月の名前と由来、そして「なんとかムーン」と呼ばれる満月の種類についてお伝えしました。

この記事のまとめ
  • 満月には1月から12月まで、自然や暮らしにちなんだ特別な名前がついている
  • その由来は、ネイティブアメリカンが季節を読み取るためにつけた風習から始まった
  • 「ストロベリームーン」や「ハーベストムーン」など、名前を知ると月がもっと身近に感じられる
  • 月には「スーパームーン」「ブルームーン」など、天文現象にちなんだ呼び名もある
  • 名前の意味を知ることで、満月を見る楽しみや自然とつながる感覚がより深まる

もともとは北アメリカの文化ですが、今では日本でも「なんとかムーン」の名前が広まり、楽しみにしている方が増えています。

名前の意味を知ってから満月を見上げると、いつもよりほんの少し、月が語りかけてくれるように感じるかもしれません。

次の満月の夜は、ぜひその月の特別な名前を思い出しながら、空を見上げてみてください。

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