「お風呂でほっとひと息つきたい」
「いい香りに包まれてリラックスしたい」
そんなときにぴったりなのが、手作りのアロマバスです。
手作りならではの成分がわかる安心感、その日の気分に合わせて選べる香りのカスタマイズ性、そして、今回ご紹介するアロマバスソルトはコストパフォーマンスが抜群!
この記事では、伯方の塩で作る手作りバスソルトレシピ、伯方の塩がバスソルトに最適な3つの理由、手作り入浴剤の注意事項についてご紹介します。
伯方の塩で作る手作りバスソルトレシピ
アロマバスソルトは、材料は3つだけ、作り方は3ステップでとても簡単です。
準備するもの
材料(一回分)
- 伯方の塩: 大さじ2(約36g)
- 精油: 1~5滴
- 乳化剤(ポリソルベート20)または 無水エタノール: 小さじ1(5ml)
〈お好みで追加〉
- 食用色素:少量(湯船に色がつき、目でも楽しめます)
- ドライハーブ:小さじ1(ラベンダーやローズペタルなど)

材料3つあれば、すぐに試せるんだね!
作り方
小さなボウルに乳化剤(または無水エタノール)を入れ、精油を加えてよく混ぜます。
1に伯方の塩を加え、スプーンで全体が均一になるまでしっかり混ぜます。
お風呂のお湯を張った後、バスソルトを湯船に入れ、手でよく混ぜてから入浴してください。
- 精油の香りは時間と共に飛ぶため、少量ずつ作るのがおすすめ
- まとめて作る場合は3〜4回分程度に留める
- ドライハーブを加える場合は、お茶用袋などに入れると掃除がしやすいです。
保存方法
アロマバスソルトを数回分まとめて作った場合は、以下を守ってください。
- 使用期限:作った日から 1〜2週間以内 を目安に使い切りましょう。
- 容器:密閉できる ガラス瓶 または 精油に対応したプラスチック容器(※ポリエチレンやポリプロピレン製など)を使用
- 保存場所:冷暗所(直射日光の当たらない涼しい場所) / 湿気を避けるため、お風呂場での保存はNG



精油を数種類ブレンドして作ると、それぞれの香りが少しずつ溶け合い、時間とともにやわらかくまろやかな香りに変化していきます。
ブレンド直後は「ちょっと強いかな?」と感じる香りでも、数時間〜1日置くことで、角が取れてバランスのいい香りに。
この香りの変化を感じる時間も、アロマの楽しみのひとつです!
伯方の塩がバスソルトに最適な3つの理由
数ある塩の中でも、なぜ伯方の塩がバスソルト作りに最適なのか、3つの理由をご紹介します。
理由① ミネラル豊富で安心の日本製
マグネシウムやカルシウムなどの天然ミネラルを含む伯方の塩をお風呂に使うと、お湯がやわらかく感じられ、ほっとするようなバスタイムに。
化学添加物を使っていない自然塩なので、香りや手作り素材にこだわりたい方にも人気です。
原料のひとつには、世界遺産にも登録された自然保護区の塩田から採れた天日塩を使用。
環境にも配慮された、安心とサステナビリティを兼ね備えた塩です。
理由② 粒の大きさがちょうどよく、溶けやすい
伯方の塩は中粒タイプで、お湯にすばやく溶けやすく、精油とのなじみも良好。
ザラザラ感が残らず、快適に入浴できます。



すぐに溶けるのはうれしい~!
粗い粒はなかなか溶けないから困る時あるんだよね。
理由③ 入手しやすさとコストパフォーマンス
伯方の塩は、スーパーやドラッグストアなど、身近なお店で手に入る手軽さも魅力です。
定価1kg約453円で約27回分が作れ、1回あたりの塩代は約17円と経済的です。(2025年6月現在)
ラベンダー精油と無水エタノールで手作りしたバスソルトの一回分を計算してみました。
材料 | 容量 | 使用量(1回分) | 回数 | 価格 | 1回あたり |
---|---|---|---|---|---|
伯方の塩 | 1kg | 大さじ2(36g) | 約27回 | 453円 | 約17円 |
ラベンダー精油(10ml) | 10ml | 5滴 | 40回 | 2,420円 | 約61円 |
無水エタノール | 400ml | 5ml | 80回 | 1,958円 | 約24円 |
合計 | 約102円 |
1回分は約102円!
買いやすい「生活の木 ラベンダー」「無水エタノール」を利用した場合ではありますが、102円はうれしいですね!



約100円でスパ気分を味わえるのはお得だなあ~



ほんとほんと!気分に合わせて香りも選べるしね!!
手作りバスソルトの注意事項
バスタイムを楽しむために、必ず守っていただきたいポイントをまとめました。
【重要】乳化剤は必ず使う
精油は油性のため、そのまま塩に混ぜてもお湯には溶けません。
精油がお湯の表面に浮いた状態で肌に直接触れると、皮膚刺激やかぶれの原因になります。
- ポリソルベート20: アルコールを使わずに精油を簡単に乳化させることができる液体乳化剤
- 無水エタノール: 薬局で購入可能。アルコールに敏感な方は注意
精油選びの基本ルール
初心者におすすめの精油
- ラベンダー
やさしく落ち着いた香りで、初めての1本にもぴったり。
おだやかな香りが好まれやすく、スキンケア用にも使われることが多い精油です。 - オレンジ・スイート
ほんのり甘くて明るい印象の香り。
親しみやすく、香りの刺激も比較的穏やかなので、気軽に取り入れやすい精油です。 - ゼラニウム
やや甘さを感じるフローラル系の香り。
香りのバランスがよく、女性に人気のある精油です。ブレンドにもおすすめ。 - スイートマジョラム
やわらかく温かみのある香りで、ゆったりとした気分になりたいときに選ばれることが多い精油です。
夜のリラックスタイムにも◎
注意が必要な精油
- 柑橘系(レモン、グレープフルーツ、ベルガモット): 皮膚刺激強め、光毒性あり
- スパイス系(シナモン、クローブ): 刺激が強い
- ユーカリ、ペパーミント: 清涼感が強すぎる場合あり
使用のポイント
- 初めて使う場合は1滴から試す
- 肌荒れ・傷があるときは使用を控える
- 妊娠・授乳中は精油の種類を事前に確認
- 3歳未満の子どもがいる場合は使用を避ける
追い焚きをしない
塩を使ったバスソルトを入れた湯を追い焚きすると、配管の腐食や故障の原因になります。
温度調整は蛇口から直接お湯を足して行いましょう。
お風呂の残り湯は再利用しない
洗濯や掃除に使用すると、塩分が衣類や洗濯機にダメージを与える可能性があります。
使用後はそのまま排水してください。
よくある質問(Q&A)
はじめてのアロマバスソルト作りで、ちょっと不安に思うことや、よくある疑問をまとめました。
トラブルを防ぐためにも、ぜひチェックしてみてくださいね。
Q1. 精油を入れたら肌がピリピリしました。なぜ?
A. 乳化剤を使っていない場合、精油が肌に直接触れて刺激になることがあります。必ず乳化剤を使いましょう。
Q2. 香りがすぐに飛んでしまいます。
A. 作り置きが多すぎたり、保存状態が悪い可能性があります。新鮮なうちに使い切りましょう(目安:1〜2週間以内)。
Q3. バスソルトがお湯の中で溶け残ってしまいます。
A. 粒が大きすぎたり、塩の量が多すぎると溶け残りの原因になります。中粒タイプの塩(例:伯方の塩)を使うと溶けやすくなりますよ。また、お湯を張るときからバスソルトを入れておくと、よりスムーズに溶けるのでおすすめです。
Q4. 肌が赤くなりました。
A. 乳化剤を使っていなかったり、精油の濃度が高すぎると、肌が赤くなることがあります。乳化剤を使い、はじめは少量(1滴程度)から試して、肌の様子を見ながら使うのがおすすめです。
Q5. 子どもと一緒に使っていい?
A. 小さなお子さまに使う場合は、濃度を薄めに調整し、肌の様子をよく見ながら使いましょう。精油の中には刺激が強いものもあるため、心配なときは専門家に相談するのがおすすめです。特に3歳以下のお子さまへの使用は控えるようにしましょう。
Q6. おすすめの保管方法は?
A. 精油やバスソルトは、直射日光を避けて冷暗所に保管するのがポイントです。湿気や高温を避け、密閉できる容器に入れると長持ちします。作り置きは1〜2週間以内に使い切るのがおすすめです。
まとめ
お風呂で香りに包まれながらリラックスできるアロマバスソルトは、手作りならではの安心感と楽しさがあります。
シンプルな材料と手順で、気軽に自分好みの香りを楽しめるのも魅力です。
今回ご紹介したポイントを押さえれば、安全に心地よいバスタイムが叶います。
- 伯方の塩はミネラル豊富で溶けやすく、コスパも良いのでバスソルト作りに最適
- アロマバスソルトは精油・伯方の塩・乳化剤の3つの材料で簡単に作れる
- 乳化剤を必ず使い、精油の濃度は少量から試し、肌の様子を確認することが重要
- 刺激の少ない精油を使うのがおすすめ
- 作ったバスソルトは直射日光を避けた冷暗所で密閉保存し、1〜2週間以内に使い切るのがおすすめ
ぜひ参考にして、毎日の癒し時間に取り入れてみてください。
香りとともに、心も体もほっとできる素敵なバスタイムをお楽しみください。
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