4月の満月が近づくと、なんだか心がそわそわしたり、感情が揺れ動いたりすることはありませんか?
春は、自然が目を覚ます季節。
その変化に合わせるように、私たちの心や体も静かに動き始めます。
実は、満月は古くから「スピリチュアルな浄化のタイミング」として特別な意味を持つといわれています。
中でも、4月の満月は「ピンクムーン」と呼ばれ、変容のエネルギーが高まるとされています。
今回は、このピンクムーンの夜におすすめのアロマ精油3選と、香りのチカラをやさしく取り入れる方法をお届けします。

アロマの香りに身をゆだねながら、心と体をやさしく調える時間を過ごしてみませんか?
満月にアロマ精油を取り入れる理由
満月の夜は、感情やエネルギーが満ち溢れるタイミング。
ちょっと気持ちがゆらぎやすかったり、眠りが浅くなったり・・・という経験はありませんか?
実はアロマ精油には、心を落ち着けたり、気持ちのバランスを整えたりするチカラがあります。
香りを通して、満月のエネルギーを上手に受け取りながら、心のデトックスや感情の浄化をサポートしてくれるんですよ。
4月の満月におすすめのアロマ精油3選


4月の満月は、「ピンクムーン」とも呼ばれています。
ピンクムーンは、「手放し」「再生」「愛」と深くつながるといわれています。
そんなエネルギーが高まるタイミングには、やさしく背中を押してくれる香りや、心をあたたかく包みこみながら、新しい自分へと導いてくれる香りがぴったり。
そんな4月の満月におすすめのアロマ精油を3つご紹介します。
ゼラニウム|心の波をやさしく整える、愛と調和の香り


ゼラニウムの香りは、ほんのり甘くて爽やか。
まるで優しい手でハートを包み込んでくれるような、あたたかさを感じさせてくれます。
気持ちが揺れやすいときや、人との関わりにちょっと疲れてしまったときに、そっと寄り添ってくれるよう。
深呼吸しながら、ゼラニウムの香りを感じてみましょう。
心がふわっとゆるみ、やさしい感覚に包まれるかもしれません。
ネロリ|深い癒しへと導く、光に満ちた花の香り


ネロリは、オレンジの花から丁寧に作られた、上品でやわらかな香り。
まるで心の奥にやさしい光が差し込むような穏やかさと静けさを感じさせてくれます。
新しい一歩を踏み出す前の少し不安な気持ちや、胸の奥に残る重たい感情にも、そっと寄り添ってくれるような存在。
香りに身をゆだねることで、内側からそっと癒されていくような感覚をもたらしてくれます。
サンダルウッド|内なる静けさと深くつながる、聖なる木の香り


「聖なる木」として古くから親しまれてきたサンダルウッド。
落ち着いたウッディな香りが、日々のざわめきから心を離し、静かな時間へといざなってくれます。
ゆっくりと香りを感じていると、大地にしっかりと根を下ろすような安心感が広がり、心の奥に静けさが戻ってくるような感覚をもたらしてくれます。
瞑想や内観を深めたいとき、ただ静かな時間を過ごしたいときにもおすすめの香りです。



それぞれの香りが持つ静けさややさしさは、春の満月「ピンクムーン」の夜に、そっと寄り添ってくれるはず。
香りに導かれるように、心と体をやさしくととのえる時間を過ごしてみてくださいね。
満月のエネルギーを感じる香りの習慣


特別なことをしなくても、いつもの生活に香りを取り入れるだけで、満月のエネルギーに寄り添いながら、自分を調えることができます。
ここでは、ピンクムーンの夜におすすめの“香り習慣”を3つご紹介します。
手軽に取り入れられる方法ばかりなので、ぜひ気軽に試してみてくださいね。
① アロマバス|香りに包まれて、心も体もリラックス
お気に入りの香りを取り入れるだけで、バスルームが癒しの空間に早変わり。
満月の夜は、手放したい感情や一日の疲れをお湯に溶かしていくようなイメージで、癒しのひとときを過ごしてくださいね。


手作りのアロマ入浴剤でゆったりバスタイム
精油は天然塩やはちみつ、植物オイル(ホホバオイルなど)にしっかりと混ぜたものをお湯に入れてください。
香りに包まれながら、心も体もゆるんでいきますよ。
洗面器でふんわり香りをバスルームに広げる
「今日はちょっとだけ香りを楽しみたい」
そんなときは、洗面器にお湯を張って、精油を1~2滴。
そっとバスルームに置いておくだけで、湯気と一緒に香りが広がってリラックスタイムを演出できます!
② ディフューザー|空間に香りを広げて、満月の波動を感じる
アロマディフューザーを使うと、お部屋全体にやさしく香りが広がります。
満月の夜、静かな時間を過ごしながら、香りと一緒に深呼吸したり、空間ごとリセットするのにおすすめです。


③ アロマオイルトリートメント|自分をいたわるひととき
植物オイルに精油を混ぜて、自分自身をいたわるアロマトリートメント(マッサージ)に。
手首やデコルテ、足元など、気になるところをやさしくなでるだけでも、心がゆるみます。
ふだん頑張っている部分に、ありがとうの気持ちを込めて触れてみてくださいね。


やり方
ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどのキャリアオイル10mlに、精油を1〜2滴。
よく混ぜてから使いましょう。



4月の満月には、胸の中央(ハートチャクラのあたり)にもそっと塗って、愛と調和のエネルギーを感じてみましょう。
満月の夜に心と体を整えるスピリチュアルセルフケア


ゆっくりと自分と向き合える夜には、アロマ精油を使った「スピリチュアルアロマケア」がおすすめです。
アロマ精油を使ったセルフケアの3ステップをご紹介しますね。
STEP1:香りでオーラクレンジング
「ゼラニウム」「ネロリ」「サンダルウッド」の中から、直感で「これ、好き」と思った香りを選んでみてください。
これらの精油が手元になくても大丈夫。
香りを「思い浮かべる」だけでも、自然と意識は自分の内側と繋がりやすくなります。
他の精油でも、ピンときたものがあればそれを選んでOKです。
・ディフューザーでお部屋に香りを広げる
・コットンやアロマストーンに1〜2滴垂らして香りを感じる
あなたが「心地よい」と思う方法で香りを楽しんでみてくださいね。
香りを感じながら、ゆっくり深い呼吸を数回繰り返します。
呼吸とともに、心がやさしく調っていくのを感じてみましょう。
両手で頭から足元まで、体のまわりをふんわり優しくなでていきます。
オーラが分からなくても大丈夫!
「今日の私をやさしく整える」そんな気持ちでやってみてくださいね。
STEP2:アファメーションで心に言葉を届ける


アファメーションは、「自分自身へのポジティブな宣言」のこと。
香りに包まれながら、自分の心に、「私はこうなります」と言葉を届けてみましょう。
どの言葉が今のあなたに響くか、心で感じながら選んでみてくださいね。
もちろん、自分でアファーメーションを作っても良いです!
「これを手放して、こんなふうになっていきたい」と、そっと心に伝えてあげましょう。



迷ったときは、深呼吸をしながら香りを感じるだけでもOK。
言葉にできなくても、香りがそっと心を整えてくれます。
STEP3:アロマスプレーで香りを日常に


満月の夜に感じた心の感覚を、日常の中にもそっと取り入れたい方へ。
精油を使って“香りのお守りスプレー”をつくってみましょう。
満月アロマスプレーの作り方(30ml)
- 精製水をスプレーボトルに入れる
- 無水エタノールを小さじ1加える
(※精油をなじませるために入れます) - お好みの精油を5〜8滴加える
- よく振ったら出来上がり!
香りを感じたいときに空間へシュッとひと吹き。
満月の夜に感じた心の感覚が、ふんわりよみがえるようなスプレーになりますよ。



すべてのステップをやらなくても大丈夫。
どれか一つからでも、やってみたいと思うことから、始めて見てくださいね。
満月の夜は「手放し」のエネルギーが高まるとき。
このタイミングで香りを取り入れ、自分とやさしく向き合うセルフケアをしてみてくださいね。
いらない思いや感情を手放し、新しい自分に生まれ変わる準備を整えるチャンスです。
アロマの香りとともに、満月の静かなエネルギーを感じながら心と体をととのえましょう。
月の満ち欠けと一緒に香りを楽しむ習慣が、きっとあなたをサポートしてくれます。
またここから新しいスタートを切るために、心を軽く、穏やかに整えましょう。
アロマ使用時の注意点
- 肌につける前は 必ずパッチテスト を行ってください
- 妊娠中・授乳中の方 は使用を避けるか、専門家に相談しましょう
- 精油は高濃度のため、原液を直接肌に塗らないようにしましょう
- 目や口に入らないよう注意してください
- お子さまやペットのいる環境では使用に注意してください
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