サンタマリアノヴェッラ教会の見どころ～フィレンツェの歴史を感じる場所【訪問レポ】

フィレンツェ観光の中でも、駅からすぐ近くにあるサンタマリアノヴェッラ教会は、とてもアクセスが良く、人気の観光スポットです。

実際に私が予約なしで訪れた体験をもとに、当日の様子や見どころ、チケットの購入方法などをまとめました。

忙しい旅の合間でも立ち寄れる、まさに癒しと静けさに包まれたパワースポット。

ぜひ参考にしてくださいね。

サンタマリアノヴェッラ教会 予約なしでも大丈夫？

私が訪れたのは、2024年8月27日（火）の午前中。

ちょうど観光シーズン真っただ中で、「もう２度とイタリアには来ない！」と思うほど、フィレンツェの街は観光客であふれていました。

そんな中でも、サンタマリアノヴェッラ教会は予約なしでもスムーズに入場できました。

入口近くのチケット売り場で当日券を購入。

窓口には数人並んでいましたが、待つこともなく、すぐに中へ入ることができました。

この日は、オンラインで事前予約している人より、当日その場でチケットを購入する人が多かった印象です。

とはいえ、混雑具合はタイミングによって大きく変わり、30分以上待つ場合もあります。

限られた時間で動いている方や、絶対に入りたいという方には事前予約をおすすめします。

特に土日や観光のピークシーズンは、時間に余裕をもって訪れると安心です。

また、教会の静けさをじっくり味わいたいなら、朝一番や閉館時間間近が穴場かもしれません。

入場料金

サンタマリアノヴェッラ教会の入場は有料です。

※価格は2025年4月時点のものです。最新情報はサンタマリアノッヴェラ教会公式サイトでご確認ください。チケット購入方法とそれぞれの特徴

	当日券	オンライン予約
購入場所	現地チケット売り場	公式サイト
入場料	€7.50	€7.50＋€1（手数料）
メリット	自分の好きな時間に行ける	・混雑時でも安心して入場できる 　 ・旅行会社などによるガイド付きツアーや他の教会とのコンボチケットも選べる
デメリット	観光シーズンや週末は、待ち時間が発生することも	入場時間をあらかじめ決める必要があり、柔軟性に欠けることも

サンタマリアノヴェッラ教会の見どころ

教会の中へ入った瞬間、空気がふっと変わるのを感じました。

高くそびえるゴシック様式の天井、大理石の床、そしてステンドグラスから差し込む柔らかな光。

外の喧騒とはかけ離れた静けさの中、心がすっと落ち着き、「何か大きな存在に触れているような感覚」が広がっていきます。

訪れる人をやさしく包み込んでくれる——そんな穏やかな空気があります。

静けさと美しさに満ちた見どころ

サンタマリアノヴェッラ教会は、フィレンツェで最も古いドミニコ会の教会のひとつです。

13世紀に建設が始まり、完成までにおよそ100年もの月日を要しました。

建築様式は、ゴシックとルネサンスが融合した革新的なスタイルです。

教会の中を進んでいくと、見学できる場所がとても豊かであることに気づきます。

たとえば、

• 死者の回廊（Cloister of the Dead）
• 緑の回廊（Green Cloister）
• スペイン礼拝堂（Spanish Chapel）
• ウブリアーキ礼拝堂（Filippo Strozzi Chapel）
• 食堂（Refectory）

どの空間にも、それぞれの美しさと静けさがありました。

静かな回廊とサイプレスの木

教会の中庭に出ると、真っ先に目をひいたのが、すっと伸びるサイプレスの木。

古くから「守り」や「浄化」の象徴とされるこの木は、静かにたたずみながらも、強く清らかなエネルギーを放っていました。

木を眺めているだけで、心が浄化され、、やさしく癒されていくような感覚になります。

サンタマリアノヴェッラ教会の基本情報

サンタマリアノヴェッラ教会は、フィレンツェ中心部に位置しているため、徒歩でのアクセスが非常に便利です。

最寄りの駅は、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅で、駅からも歩いて数分です。

項目	詳細
名称	Basilica di Santa Maria Novella
住所	Piazza Santa Maria Novella, 18, 50123 Firenze, Italy
電話番号	+39 055 219257
公式HP	サンタマリアノヴェッラ教会公式サイト
開館時間	・月〜木：午前9時 〜 午後5時30分 ・金・祝日：午前11時 〜 午後5時30分 ・土曜・宗教的祝日前日：午前9時 〜 午後5時 ・日曜・宗教的祝日：午後1時 〜 午後5時